漫画ゴルゴ13から学ぶプロ意識
ゴルゴ13をご存知でしょうか?
ゴルゴ13は、世界的なテロリストで射撃の名手で世界一とも言われているため、世界の要人が殺人の依頼をするのですが、奇跡的な射撃テクニックで不可能を可能にするのです。
ご存知の方は、言われなくてももっとご存知のことでしょうね。
ここで、ゴルゴ13の紹介をしようと言うわけではなくて、ゴルゴ13のプロ意識のすごさを紹介したいのです。
お金を稼いでいる人は、ある意味プロなのですが「これが本当のプロなんだなぁ」という、プロとしてのマインドセットのすごさを感じました。
ある回での話しなのですが、レーザー光線を軍事的に利用することが、世界の協定で禁止されているにも関わらず、レーザーガンを軍事銃として売って金儲けしようとする権力者を殺すように依頼を受ける話です。
しかし、ゴルゴ13が狙っていることを知った権力者は、レーザーを使ってゴルゴ13の眼にあてて失明させようとしたのです。
レーザーの攻撃を受けたゴルゴ13は、レーザーを受けたのは一瞬だったため、失明こそまぬがれたのですが、1ヶ月はほとんど見えない状態となったのです。
1ヶ月間の休養が必要にも関わらず、依頼の仕事を完遂する期限が迫っている。
そこで、ゴルゴは、相手が携帯電話を利用することに眼をつけて、携帯電話に反応する音の出る探知機を銃につけ、携帯電話の方向を見つけて、そこを狙って銃をうつことで相手を撃ち殺すことが出来たという話です。
普通なら
「眼が見えないから、出来ない」
「身体が完全じゃないから」
「期限を伸ばしてもらおう」
などと言いだしそうだが、「契約したことは何があっても完遂する」というマインドセットがすごいのです。
私たちは、常にちょっと考えて難しいと感じることなどに理由をつけて、「出来ない」と言ってしまいがちです。
「出来ない」のではなく、「やろうとしない」というか、「何が何でも出来る方法を考えぬいて、実行する」ことが本当のプロなのではないかと思います。
皆様の会社でも、すぐにやる前から「無理なんじゃない」「出来ない」という人がいるのではないでしょうか。
「出来ない」と絶対に言わないという、マインドセットをしてみるのはどうでしょうか?
参考コミック情報
ゴルゴ13「いにしえの法に拠りて」 / 著者:さいとう たかを
「いにしえの法に拠りて」は、下記のコミックにあります。

